どのような準備が必要になるか

個人事業主になると、事務処理なども自分でしなくてはいけなくなります。
経理事務はもちろんですが、それ以外にもしなくてはならないこと、準備しておくべきことがあります。
企業に勤めている間にしておくべきこととして、資金の調達としてローンを組んだりクレジットカードを申し込んでおきます。
収入が不安定になると、ローンを組むこともクレジットカードを作ることも難しくなるからです。

そして、取引銀行の口座を新しく作っておくことです。
都市銀行などで作る口座と、信用金庫などの口座もあると便利です。
これは報酬の受け取りや、経費の支払に使う為の口座と、消費税や所得税、または個人事業税をキープしておくために使う口座です。

ここで信用金庫などをキープ用の口座として紹介しているのには、意味があります。
信用金庫などで定期貯金や定額貯金をしておくと、将来的に借り入れが必要になった時に、都市銀行よりも良い条件で取引出来ることが多いからです。

次に保険です。
健康保険などは、退職してもそのまま任意継続をすることが出来ます。
または、国民健康保険に加入する方法です。
ここでどちらが良いかというのは利用時の負担額は同じですから、毎月の保険料で決めると良いと思います。
それぞれの保険金額について毎月の支払額を算出してもらい、決めると良いでしょう。

他には、生命保険なども見直しが必要になってきます。
企業に勤めているのと違い、個人で事業をするわけですから、健康面で何かあった時に保険の支払金額である程度のフォローが出来るように準備が必要です。

名刺や営業活動に必要なパンフレット、ホームページの作成も必要です。
経理関係は自分で出来るうちは自分で行いましょう。
特に、税金の申告などは税理士に依頼すると費用も大きくなりますので、自分で擦る方が経費としても安心ですし、お金の動きが分かるようになります。

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